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デンカ株式会社と北海道大学の髙田礼人教授(人獣共通感染症リサーチセンター)が、共同で開発したエボラウイルス迅速診断キットの国内製造販売承認を4月10日に申請したことを発表しました。

この診断キットは診断結果を約10 分で判定することができます。また特別な器具や装置を必要としないことから、医療施設が十分に整っていない地域においても使用することが可能です。デンカ社は、これまでコンゴ民主共和国に2017年から複数回にわたりJICA(独立行政法人国際協力機構)を通じて試作品を無償提供してきました。

今回の申請を行うにあたっては、同国の医学生物研究所にてこのキットを使用した臨床試験を実施し、優れた有用性があることが確認されているとされています。

エボラウイルス感染症の制御には継続的な医療体制の維持整備が必要とされており、国際的に認められている日本の薬事承認を得ることで、このキットがアフリカ諸国の医療システムへの正式採用につなげていこうと計画しています。さらに、承認後はWHO緊急承認プログラムの承認取得を目指していくとしています。
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