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武田薬品工業株式会社が、アドセトリス®(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)について、再発・難治性の全身性未分化大細胞リンパ腫またはCD30陽性ホジキンリンパ腫の成人患者に対する治療薬として、中国国家食品薬品監督管理局(NMPA)より承認を取得したことを発表しました。

中国北京がん病院リンパ腫科のDirectorであり中国におけるアドセトリスの治験責任医師であるZhu Jun教授は、
「ブレンツキシマブ ベドチンが、中国においてCD30陽性リンパ腫に対するより良い治療オプションとなることを期待しています。全身性未分化大細胞リンパ腫と古典的ホジキンリンパ腫は、どちらもCD30を発現するリンパ腫のサブタイプです。
数十年間、中国における再発・難治性リンパ腫の患者さんに対する治療オプションは極めて限定されていました。患者さんの全生存率は低く、生活の質にも悪影響を及ぼしています」
と述べています。

悪性リンパ腫はリンパ造血系に原発する悪性腫瘍の一種であり、リンパ腫に属する疾患の70以上のサブタイプの総称です。中国で最も死亡率が高い10のがんの中の1つです。データによると、中国では毎年約9万3,000人がリンパ腫と診断され、5万人以上が死亡しています。現在、中国では再発・難治性リンパ腫患者の既存の治療薬は極めて限定されています。

武田中国のPresidentであるSean Shanは、
「アドセトリスは、2019年6月に医薬品審査評価センターから優先審査の指定を受け、このたび、NMPAによって承認されました。この「ファスト・トラック」プロセスは、中国の患者さんに革新的な医薬品をお届けすることを加速させる中国政府の決断を示すものです。当社は、中国における本剤の迅速な審査、そして再発・難治性リンパ腫の患者さんにお届けできることに感謝申し上げます。当社は、患者さんを全ての中心に据えており、政府の「健康中国2030」イニシアティブをサポートする、中国の患者さんのアンメットニーズを満たす革新的な医薬品をお届けするスピードを加速させるために、グローバルな研究開発力と中国での事業運営力を活かすことに取り組んでいます」
と述べています。
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