NEWS

セルソースがロート製薬と脂肪組織由来細胞の評価方法の研究へ

再生医療の事業化を手がけるセルソース株式会社が、製造した脂肪組織由来の細胞の評価方法の検討をするための共同研究契約を、ロート製薬株式会社や医療機関と締結したと発表した。

MSCsについて

脂肪組織には、間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells、以下 MSCs という)が含有されており、この MSCs には、抗炎症・免疫抑制能、組織修復能を示すことから様々な病気の治療に用いることが期待されている。

これは再生医療等の安全性の確保等に関する法律(平成25年法律第85号、再生医療等法)において、脂肪組織由来MSCsを特定細胞加工物として用いた医療が提供されている。

再生医療等法に基づいて医療を提供する場合、特定認定再生医療委員会に再生医療等提供計画を提出し、審査を受け、同委員会からの意見を添えて厚生労働省に提出することが必要となる。

この特定認定再生医療委員会では、細胞の入手の方法、特定細胞加工物の製造方法及び品質管理方法などの再生医療等提供基準に照らし審査されるが、厳格に基準が定められていない。

そこで、特定細胞加工物となる脂肪組織由来MSCsと同等の細胞を自主的に評価することが大切と言われている。
そこでセルソースが、医療機関より提供された脂肪組織を用いて製造した基礎検討用のMSCsをロート製薬に輸送し、ロート製薬が評価することで、脂肪組織の搬送方法、MSCsを含有する製剤の製造方法(細胞の分離・培養、包装・充填、保管等)の適切さを検討する研究を行うと発表した。
6 件