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新たなセラミド成分を化粧品に配合

ロート製薬株式会社が、新しいセラミド成分(ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン)を、世界で初めて化粧品へ配合することに成功した。

また、その新しいセラミド成分を含むセラミド混合物に皮膚バリア機能を高める効果があることを見出した。ロートは、これからも細胞間脂質のバランスに着目し、本成分を含めたセラミド類を各製品に応用していく予定としている。

皮膚トラブルがあっても使える

ロートは皮膚トラブルのある人でも安心して使えるよう、皮膚が弱酸性を保つことの重要性と皮膚の菌バランスに着目し、敏感肌・乾燥肌対策のスキンケア製品を開発してきた。

そして、近年、皮膚の保湿において細胞間脂質のバランスが非常に重要であるという考えの下研究を進め、2014年には、皮膚にとって必要なうるおい(細胞間脂質)は残したまま、不要な汚れはしっかりと落とす「選択洗浄技術」も開発していた。
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細胞間脂質とバリア機能

細胞間脂質とは、人の皮膚の一番外側にある角質層において、角質細胞の間を埋めている脂質の集合体のことで、主にセラミドやコレステロール、脂肪酸から構成されているものである。

次に、バリア機能とは、外部からの不要な成分の侵入を防ぎ、水が皮膚から逃げていくのを防ぐという、皮膚のもつ大切な機能のひとつのこと。皮膚のバリア機能にはきれいに整列した細胞間脂質が重要であり、そのためには構成成分であるセラミドの存在はもちろんのこと、細胞間脂質の適切なバランスが欠かせないとされる。

これを受けロートは、細胞間脂質のバランスを考え、複数のセラミド、コレステロール、そして脂肪酸を配合した乾燥肌の方に向けた化粧品を発売してきていた。

これからの研究と製品開発

ロートは、新セラミド成分について世界で初めて化粧品への配合を実現化した。今回の結果から、この新セラミドを含んだセラミド混合物や細胞間脂質セラミドコンプレックスには、細胞間脂質のバランスを整え、バリア機能を強める効果があり、乾燥肌や敏感肌へ有用だと考えられるとし、今後もセラミドをはじめとする細胞間脂質やうるおいについての研究を進め、ひとりひとりのお客様にご満足いただける製品開発を目指していくとしている。
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