NEWS

武田薬品工業株式会社が、潰瘍性大腸炎治療剤「エンタイビオⓇ」(一般名:ベドリズマブ、開発コード:MLN0002)を発売したことを発表しました。

国内の中等症から重症の活動期の潰瘍性大腸炎患者292名を対象としたCCT-101試験および中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者895名を対象に、導入療法及び維持療法におけるベドリズマブの有効性、安全性を評価した海外臨床第3相試験であるGEMINI I試験の結果を基に、2017年8月に厚生労働省に製造販売承認申請を行われ、2018年7月2日に厚生労働省からこの薬剤の製造販売承認は取得されました。
「エンタイビオは既に世界60ヵ国以上で承認されており、実臨床における豊富なエビデンスがあります。

本剤を新たな治療オプションとして、医療関係者および潰瘍性大腸炎の患者さんにお届けするとともに、引き続き消化器系疾患の患者さんに革新的な医薬品をお届けするという使命を果たしていきます」
武田薬品の取締役岩﨑真人氏のコメント

潰瘍性大腸炎って?

現在、日本における潰瘍性大腸炎の患者数は約22万人i以上と推定されています。潰瘍性大腸炎は最も代表的な炎症性腸疾患の一つで、再燃と寛解を繰り返す慢性の炎症が大腸粘膜に生じる進行性の疾患です。

よく見られる症状は、腹痛、腹部不快感、下痢時の出血あるいは排膿です。潰瘍性大腸炎の病因については明らかになっていませんが、最近の研究では、遺伝素因や環境要因に加え、腸内細菌抗原に対する異常な免疫応答といった様々な因子が関与する、多因子疾患と考えられています。
5 件