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大日本住友製薬株式会社が、中国の子会社:住友制葯(蘇州)有限公司を通じて、中国で非定型抗精神病薬「ラツーダ」(一般名:ルラシドン塩酸塩)について、成人の統合失調症を適応症として販売開始したことを発表しました。

ラツーダは、大日本住友製薬が創製した非定型抗精神病薬で、アメリカなどでも「LATUDA®」の製品名で販売されています。中国においては、2019年1月に国家薬品監督管理局より輸入許可が下りていました。

大日本住友製薬は、中国において、2018年2月に発売した非定型抗精神病薬「ロナセン」に加え、「ラツーダ」を発売することになります。

ラツーダについて

ラツーダは、大日本住友製薬が創製した独自な化学構造を有する非定型抗精神病薬です。ドーパミン D2、セロトニン 5-HT2A、セロトニン 5-HT7受容体に親和性を示し、アンタゴニストとして作用します。セロトニン 5-HT1A受容体にはパーシャルアゴニストとして作用します。また、ヒスタミン H1およびムスカリン M1受容体に対してはほとんど親和性を示さないことが特徴です。

ラツーダは、これまでに統合失調症治療剤として、2010年にアメリカ、2012年にカナダ、2013年にスイス、2014年にヨーロッパおよびオーストラリア、2016年に台湾、ロシア、シンガポール、タイおよび香港、2017年にブラジルおよびアラブ首長国連邦、2018年にマカオおよびベネズエラで承認されています。

また双極Ⅰ型障害うつに対する適応追加の承認を、2013年にアメリカ、2014年にカナダ、2017年にロシア、ブラジルおよび台湾で取得しています。

日本においては統合失調症および双極性障害うつに対して2019年7月31日に承認申請を行われています。
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